正体不明の路上画家、バンクシーの作品と言われる東京のネズミの絵。
しかしレンタルなんもしない人の依頼者で、
『自分が描いた』という人物が登場してネット上で話題になっています!
東京のネズミの絵は本物のバンクシー作品なのでしょうか?
レンタルさんの元に現れた謎の人物の話を元に調査してみました♪
- バンクシーの東京のネズミの絵は本物?
- レンタルさんの元に現れた人物の話は本当なの?
気になった方はぜひ最後までご覧ください♪
バンクシーの東京のネズミを描いた人物現る!?
![](https://i0.wp.com/enne-trends.com/wp-content/uploads/2023/10/26481798_s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
「レンタルなんもしない人」の元に現れた謎の人物!
「なんもしない」サービスを提供することで話題のレンタルなんもしない人さん。
レンタルさんのところにある人物から
『誰にも話せないことを打ち明けたい』と依頼があり向かうと、、
なんとその人物は『東京都で展示されている
バンクシーが描いたとされるネズミの絵は
自分が描いたもの』だと主張し始めたそう。
![](https://i0.wp.com/enne-trends.com/wp-content/uploads/2022/06/05EA6099-557F-4A71-A82D-94FD2DD25FD4.png?resize=150%2C150&ssl=1)
えーー!?
知人と近くを通ったとき「このへんにバンクシーの絵があるらしいよ」と言われ行ってみると自分がテキトーに描いたネズミの絵がめちゃくちゃしっかり囲われて展示されていてヤベ〜ってなったらしい。
レンタルなんもしない人公式Twitter
その後も謎の人物の話は続き、、、
なぜその人物がレンタルさんに打ち明けようと思ったかというと、
『壁への落書きは犯罪なので誰にも話せないけど、あれを描いたのはバンクシーではなく
自分だと誰かに知ってほしかった』
という動機のよう。
壁への落書きは犯罪なので誰にも話せないけど、あれを描いたのはバンクシーじゃなくて自分なんだって、永遠に誰も知らないままなのか〜と思うと、誰かには本当のことを知っておいてほしくなり、無関係な他人を借りて打ち明けてみることにしたらしい。
この人物が言っていることは果たして本当なのか、、、
ネット上では議論が行われました。
レンタルなんもしない人のツイート
こちらがレンタルさんの元のツイートです。
結構長い文章なのですがレンタルさんの文章力が高いので、スイスイ読めてしまいます。
全部読んでみると、「謎の人物」の主張が本当のようにも感じ始めてしまうほど
巧妙なストーリーですが、実際はどうなのでしょうか?
次で検証していきます!
バンクシー東京のネズミは本物?
![](https://i0.wp.com/enne-trends.com/wp-content/uploads/2023/10/24716436_s.jpg?resize=640%2C480&ssl=1)
バンクシーの作品とされる東京都にあるネズミの絵は自分が描いたものだと主張する謎の人物。
レンタルさんの一連のツイートはネット上でとても話題になりました。
さて、東京都のネズミの絵は本物のバンクシー作品なの絵しょうか?
それとも、贋作?
調べてみたところ、東京都のネズミの絵は本物のバンクシー作品の可能性が高いとのことでした。
本物か見分ける際にポイントとなるのは以下の3点です。
東京のネズミは真贋判定されていない
東京都が例のネズミの絵を展示するにあたって
バンクシーに真贋依頼を出しているのに対し、
本人から回答は出ていないそうです。
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東京の絵に限らず、
基本的にバンクシー本人からの回答はないらしいわ〜!
そもそもバンクシー作品は正体不明のアーティストが描いている作品なので
真贋が話題になるところまで含めてバンクシー作品という見方もあります。
しかし、それでも東京のネズミの絵が本物の可能性が高い理由として、
専門家たちの主張があります。
専門家は本物の可能性が高いと主張
東京都のネズミの絵について、
バンクシーの元側近のスティーブ・ラザリデスさんをはじめとした複数の専門家たちは
本物の可能性が高いという見解を示しています。
ラザリデスさんは2000年代前半に
バンクシーが展覧会のため東京を訪れた記憶があると証言。
東京都のネズミの絵について、
『本物か、ものすごくできのいい偽物』と述べたそうです。
「バンクシーの作品か」と話題になった東京都内のネズミの絵については、「98%本物」との見立てを語った。
朝日新聞
また、ロンドンでさまざまなバンクシー作品を所蔵する鑑定家のジョン・ブランドラーさんも、
その絵に関して『110%本物だ』と言い切っているのだとか。
絵は「110%本物」。判断したのは「ロンドン近郊のアートギャラリーで様々なバンクシー作品を所蔵する鑑定家、ジョン・ブランドラー」だ。過去の作品と照らし合わせると、間違いなく本物のようだ。
exciteニュース
バンクシー作品の真贋判定がとても難しいことは専門家が一番よく理解しているはず。
その彼らがそこまで言い切るということは
東京のネズミは本物のバンクシー作品である可能性が高いと言えますね。
謎の人物の発言に矛盾
レンタルなんもしない人さんのツイートで話題となった謎の人物の主張には2点の矛盾があります。
- 「自分がテキトーに描いたネズミの絵」という主張
- 「何年か前に描いた」「10年前からあったという目撃情報はテキトー」などの発言
それぞれ詳しく見ていきましょう!
「テキトーに描いたネズミの絵」発言
レンタルさんのツイートによると、
謎の人物はその絵について
『自分がテキトーに描いたネズミの絵』と発言しています。
しかし、先ほど紹介した専門家たはが東京都のネズミの絵について、ほとんど本物か、ものすごく出来のいい偽物と述べています。
ということは、
謎の人物が描いたというのが本当だとしても「テキトーに描いた」というのは嘘で、
「バンクシー作品を巧妙に再現した」というのが正しいはずです。
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たしかに、テキトーに描いたものが
専門家に議論されるほど似ているとは考えにくいわよね、、
要するに、
テキトーに描いた程度で再現できるものではないということですね。
「何年か前に描いた」「10年前の目撃情報はテキトー」発言
![](https://i0.wp.com/enne-trends.com/wp-content/uploads/2023/10/24251054.jpg?resize=1024%2C768&ssl=1)
謎の人物はその絵を描いた時期について、
『何年か前に港区でバンクシーをまねて壁に絵を描いた』と発言しており、
さらには付近で働いてた清掃員からの
「10年くらい前からあったと思う」などの
目撃情報については「みんなテキトーなことばっか言ってる」と述べたそう。
付近で働いてた清掃員から「10年くらい前からあったと思う」などの目撃情報が出たりもしたそうで「みんなテキトーなことばっか言ってる」と言ってた。
レンタルなんもしない人公式ツイッター
謎の人物は「ここ何年か前に描いた絵」というニュアンスで言い切ってしまっていますが、
Googleストリートビューで見ると
例の東京のネズミの絵は2009年ごろにはすでに描かれていた様子。
2009年以前に描かれたと仮定すると、
バンクシーの元側近の方が言っていた
『2000年代前半にバンクシーが東京を訪れた』というのも時期的に近いですね。
なので清掃員の方の
『10年くらい前からあった』という目撃情報の信憑性は高く、
それを否定している謎の人物の発言は虚偽の可能性が高いと考えられます。
しかしこういった騒ぎになることも含め、
バンクシー作品らしい感じがしますね^^;
まとめ
東京都のバンクシー作品と言われるネズミの絵。
その絵を「自分が描いた」と主張する謎の人物の発言を元に、バンクシーの絵は本物か?調査してみました!
- レンタルなんもしない人の元に謎の人物現る!
- 東京のバンクシーのネズミの絵は自分が描いたものだと主張するも、、、
- 謎の人物の主張に矛盾も、、
- 専門家たちは本物の可能性が高いとほぼ断言!
いかがだったでしょうか?
今回のようなことが話題になることもバンクシー作品の面白さですね。
管理人も一度は本物のバンクシー作品を見てみたいと思います♪
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